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~五十音からキーワード~ 【お】:「音楽づくり」

今年度の川崎市の某小学校での、松尾先生のアウトリーチ活動での音楽づくりの授業が、先月終わりました。

1,2,3年生とも、各クラス2コマずつ(計30コマ)行われました。
(そのうち、小1,3年生の20コマを、サポーターとして参加しました。)

竹やソプラノリコーダーで、自分のイメージに合う音さがしを楽しんでいた3年生。
1コマ目が終わった後、次の時間で演奏する”わたしの音楽”のイメージを、ひとりひとりが自分たちで考えて記録したB5版の紙には、ひとりひとりの「楽譜」が書かれていました。

それは、音符や五線を使った楽譜ではなく、線や図形を用いた、縦軸が音の高低、横軸が時間の経過というように、「楽譜」の概念をしっかりとらえた「楽譜」でした。
「君たちすごいねー!これは、もう立派な楽譜だよ。」という松尾先生のコメントに、少し誇らしげな子どもたちでした。

1年生は、音楽で動物園をつくりました。
グループで相談して、動物と動物をつなぐプロムナードを決めて、「はじめ」と「おわり」で、どのように表現するかアイデアを寄せ合ってつくっていましたが、一つのパフォーマンスとしての作品として仕上げているグループもあり、とてものびのびと発表していました。

発表の時間の合図で、最後の発表練習が途中で終わってしまったグループでは、「えーー!」という声もありましたが、「だいじょうぶ。 だいじょうぶ。できる。」と、まっすぐ前を向いて、自分にも言い聞かせるように、気持ちを確認するように、すくっと姿勢を正してつぶやく女の子の姿が印象に残りました。

1年の音楽づくりを初めてした子どもたちも、今年は3年生。
なんとなく残る面影をたよりに、2年前の姿を思い出したりしていました。
みんなの成長が、すごいなーと思いました。


音楽づくりの授業では、子どもたちの創造力はもとより、松尾先生をはじめ、サポーターとして参加している皆さんの手法やアプローチから学ばせていただくところも大きく、たくさんのエネルギーと、感覚や思考へのいい刺激を受けました。


音楽づくりをしている時の子どもたちの姿に、音楽っていいなあー、すごいなあーって思いました。

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(ひとりひとりが、自分のイメージをもとに見つけた「わたしの音」のお披露目場面より)

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~五十音からキーワード~ 【え】:「笑顔」

問題の本質は、表出されたところではなく、解決する鍵は、見えないところにある。
なので、表面に現れているところではなく、どれだけトータルで捉えて考えることができるかということが大切になってくるように思うのですが、どうでしょう。

ちょっとした視点からのアプローチで、子どもたちが、持っている力を引き出し、相乗効果へのきっかけとなる可能性があることを、2月に身近で起こったできごとから、改めて感じました。
そのときのことを、あまり長くならないように気をつけながら書いてみることに。。
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小学校3年生の男の子、Kちゃん。
最近、朝なかなか起きなくて、帰ってきてからも友だちと遊びに行くこともなくなってるし、このひと月、家でも、同居していて、お仕事で忙しい両親に代わって、学校から帰った時間をサポートしているおばあちゃんたちとも会話がなくなって、学校でのことも、尋ねても話してくれないし、、、とのこと。

会話が減って、衝突が増えた一つには、ほぼ毎日、まるが2つくらいついて戻ってくる、学校での漢字テストがありました。「教えてあげるから、やりなおししよう」「いい!ぼくできるもん!」ということで衝突しているところへ、偶然やってきたわたし。。

近すぎる存在でもあるおばあちゃんより、少し距離感のある存在の方が、一緒にお勉強しやすいかも、、ということで、「じゃあ、わたしと一緒にしようか」と声をかけて、問題のやり直しをすることに。

なりゆきで始めた復習でしたが、はねるところ、止めるところ、はらうところ、線の長さや間隔や、離れすぎている上下や左右のパーツに、「もうちょっと仲良しだといいかなぁ」などと言いながら、赤色のペンで示したりして、なぞり書きから始め、文章の内容と、漢字の意味も確認しながら、ゆっくりとスタート。
だんだん集中しだし、ひととおりやり直しが終わったのは、1時間後。その後、おんなじ問題でテストをつくり、再テストすると、満点だったこともあり、Kちゃん自身も、「楽しい!」と話すほどの手ごたえを感じたようでした。

…というようなことや、小さいころから知っていることもあり、苦手な漢字のお勉強のサポートを依頼され引き受けるることに。

「お勉強が分かる楽しさを感じてほしいなー」ということで、漢字のお勉強のサポートを、週1回、基本1時間とうことで始めました。机は、「お勉強してる!」っていうプレッシャーも和らぐかな。。と、Kちゃんのお部屋の勉強机ではなく、食卓のテーブルですることに。

一緒にするお勉強の内容は、1クラス30人とはいえ、大人数ではサポートが難しい部分を中心に、学校でやった問題やプリント、宿題の復習に、類似問題や応用編をいれた問題をつくり、漢字の見方、分からないときの調べ方と、漢字とセットのように、算数も毎日宿題があることから、算数の分数や計算問題の解き方の視点や考え方などを中心に、一緒にお勉強することに。

サポートを始めた1週目。
宿題と、学校でのテストのやり直しだけで90分かかりましたが、椅子から動くことなく、集中して問題に取り組んでました。
2週目は2時間半。。。
Kちゃんが宿題に取り組んでいる間に、手書きで課題プリントを2枚つくり、1枚は一緒に。もう1枚は来週までの宿題用とし、「どっちする?それとも、今日はプリントなしにする?」と提示すると、プリントを見比べながら、「こっちする!」とチャレンジ。
課題としてつくる漢字の問題は、お試し用に図書館で借りてきた、『小学生のための漢字を覚える辞典』(旺文社)をもとに、自分で調べたりできるような問題にしてみました。それと、なるべく、言葉じゃなくって、その漢字を使った文章にして…。

さすがに、2時間になるころには、「もう終わろうか?」と、こちらが聞いてしまうほど、集中して問題に取り組み、お勉強する時間が長くなっていきました。Kちゃんの、「わかるから楽しい!だから、勉強が楽しい!」と話す表情が、とても印象的でした。

サポートを始めて一番の変化は、字がきれいになったこと。それと、お家での表情も明るくなり、会話することが増えたこと。
学校での算数や漢字テストも100点を取るようになり、手ごたえが、目に見える形で成果となって現れることで、自信や達成感も、「お勉強が楽しい!」と思えることへの後押しとなっているのでしょう。

それまでは図形を書くような書き順で書いてた字も、いまは漢字は書き順も意識しながら、バランスのいい、きれいな字を書くようになりました。

それと並行するように、普段の生活の様子や、読書やゲームをしていても、「あ、明日早起きするから、9時までにはねないといけないから、7時までにはお風呂にはいらないと」と、自分で考えて動いたり、以前のように、お家の中での会話が増えていきました。

お仕事で忙しい両親のホローは、おじいちゃん、おばあちゃんがしています。Kちゃんのママは、いつも帰ってくると、真っ先に子どもたちをハグして、話を聞いてあげたりしています。Kちゃんの漢字テスト100点には、毎日、寝る前に、Kちゃんと一緒にお勉強につきあってくれるママの応援は大きいのでしょう。
「ほかの子はいいの。比べたりしなくっていいの。Kちゃんが がんばってるっていうことが大事なの」と、ママは笑顔で話してくれました。

ちゃんとサポートすれば、こんなに変わるという姿を目の当たりにしたおばあちゃんも、家族のひとりひとりも、笑顔と、自分なりの目標を見つけるきっかけとなったようです。

『小学生のための漢字を覚える辞典』(旺文社)を選んだのは、私自身が小2年のころから使ってわかりやすかったということもあるのですが、、、漢字が大きくって、字を書くときに気をつけるポイントや、書き順、使い方、字の成り立ちと一緒に、五味太郎さんのイラストが描いてあるので、絵とイメージをつなぎやすいということもあり、使ってみて、合いそうだったら、個人用を用意してもらうことになっていたのでした。辞典は、早速、翌日、おじいちゃんが、本屋さんで買って、Kちゃんにプレゼントしてくれました。その話を聞いて、年齢はすごく上の友人(60を超えているのですが、社会福祉士を取得しようと、学生もしている)も、お孫ちゃんに、、と、本のタイトルをメモしていきました。友人には、「旺文社の回し者じゃないですよ(笑)」というと、「でも、これで2冊売ってるでしょ(笑)」と言われました。)

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ここに書いたことは、Kちゃんサポートの中での一部です。

朝、なかなか起きなくて、起こすのが大変だったり、読書したりゲームしてるときは自分の世界に入り込んで空返事ばかりで、「聞いてる?!」としかられたり、お家での会話が減ったり、お勉強の成果がイマイチだったりという表出している気になる点の、目に見えているひとつひとつにだけ焦点をあてていたら、もしかすると、アプローチの仕方は、いまと少し異なっていたようにも思います。

Kちゃんと一緒にお勉強するなかで、「子どもたちが、自分で考え、価値を実感したり、自我の拡大と充実、可逆操作の獲得と、豊かさを育んでいく力は、教育の力に依るところが大きく、教育でしか獲得できない」という、発達講座の中での、講師の先生の話を思い出しました。


子どもたちの、「できない」ということが、どうしてできないのか、どうしたらできるようになるのか。できないまでも、どうしたら手ごたえや自分の持っている力を実感できるのか。

「できない」ことは、「いまは できないけど、できるようになるためには どのような力が必要となるのか」という、発達の視点を意識した子どもたちの育っていくプロセスからは、子どもたちひとりひとりの持っている今の力と、そのことを理解し、見通しをもって手立てを考えるベースにもなるように感じます。

そういうことの積み重ねを目の当たりにしながら、大人も発達していくのかもしれませんねー。

子どもたちの、自我の拡大と充実、可逆操作の獲得と、豊かさを獲得しながら育っていく発達のプロセスを、発達の視点を学びながら、「大人の発達」を目指してみませんか?

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きれいな写真を撮るには、、
ちゃんと対象にポイントを合わせることが大切なことで、
どんな力を持ってて、どんな特徴で、どのように自分の表現をするんだということの考え方。そうして、対象をしっかり捉え、ポイントでシャッターをきるということが、そのための大事なことになるのでしょう。


いま撮った写真が、笑顔を引き出す一枚になるといいなあー。
そういう写真、撮りたいなあ。。。(ん、、、ちょっと長くなってしまいましたね。。)

2013春の発達講座は、申し込み受付中です。
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~五十音からキーワード~ 【う】:「うみがめ」

「ウミガメが空泳いでるみたい・・・」と思って、撮りました。
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友人たちに言われるのが、海での、ウミガメ遭遇率の高さ。
「ん?なんか石が浮いてきた・・・」って見ていると、ウミガメだった、、ということも。

船の横をふと見ると、いっしょうけんめいに、手?で水をかいて泳いでる姿に出会ったときは、何度遭遇しても、あまりにも一生懸命な姿に、「はっ・・」と息を飲むだけで、言葉が出ませんでしたが、、、

なぜか、ウミガメに会うと、ハッピーな気持ちになります。




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~五十音からキーワード~ 【い】:「いきる」

ぼくの名前は「まーぶ」。
ホントの名前は「まぶやー」って言います。

「どうか命をつないでほしい・・・」と願って、ぼくを助けてくれた今の飼い主が、「まぶや、まぶや。。。」って思って、名付けてくれました。
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ぼくが、冬の雨の日の朝、交通事故にあって、袋に入れられて道路わきに置かれてたのを、今の飼い主が見つけてくれて、病院に連れて行ってくれたから、今、こうして生きているんだー。
この人、車運転してるときでも、道路わきの子猫を見つけたり、生き物かそうじゃないか、ぱっと見てわかるらしく。。。
ぼくを見つける数か月前にも、通勤途中に、まだ飛べない、ヒヨドリの雛を見つけて保護してたらしい。。。

袋の中のぼくを見たとき、片目が飛び出てて、ぱっと見でわかるくらい、あごの骨が割れてて、すごい状態だったから、死んでるかな?って思ったみたい。
でも、ぼくが、ぱちって片目を開けたのを気づいてくれて、「生きてる!!」って思って、そのまま、お仕事行く前に知り合いの動物病院に連れて行ってくれたんだー。
目を開けたぼくを見て、もしかしたら、命は助かるかも、、って思ったんだって。

病院では、手術して、しばらく入院してたけど、体のどこかが麻痺することもなく、このとおり、元気になって退院できました。
けっこう治療費かかったみたいだけど、職場の上司の呼びかけで、半分カンパしてくれたそうです。
ありがとうございます!

まだ、体調がばっちりじゃなくって、ときどき、検査しに病院に連れていかれたりします。

あとから、偶然わかったんだけど、最初にぼくをみつけた人が、もう助からないと思って、また車に引かれないようにと袋に入れて道路わきにおいた、、と話してたようです。(そこから、ぼくが袋に入れられて丸一日以上たってたってことも、、)
それくらいひどい状態だったんだけど、治療をしてくれた獣医さんが、目もあごも、きれいに治してくれたんだー

獣医さんってすごいなー
動物の命を助けることができるんだよ!

きれいに治してくれて、ありがとう!
助けてくれて、ありがとう。

ぼくは、いのちを助けてもらって、ぼくの面倒を見てくれる飼い主さんが見つかったけど、捨てられて、ノラになってしまう猫って、多いんだよ。
ぼくたちは猫だけど、心臓は、ちゃんとトクン・トクンって動いているし、叩かれたらイタイし、雨にぬれたら寒いし、みんなと同じく、地球に生きている生き物なんだよ。
ノラになると、おなかがすいたら、自分で食べ物を探していかないし。。。
その途中で、ぼくみたいに車にぶつかってしまう猫も多いみたい。。

もし、あなたが何か生き物を飼うことになったら、その命、大切にしてあげてくださいね。
どうか、1匹でも多くの生き物たちが、「幸せだなー」って過ごせる地球でありますように。

byまーぶ


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~五十音からキーワード~ 【あ】:「アナリーゼ(Analyse)」 

五十音を、「あ」から順番に、思いついた言葉をキーワードにして文を書いてみることにしました。
この作業、思考を動かしながら書くという訓練になるかな?!

 ***
アナリーゼ(Analyse) とは、楽曲分析のことをいいます。

学生のころの授業に、「音楽美学」がありました。
授業では、1年間かけて、「バッハのハーモール(h-moll)のミサ曲」(ミサ曲 ロ短調 (BWV 232) )の合唱と伴奏のすべてが書かれたスコア(B6くらいのサイズの1冊になった楽譜)をアナリーゼしました。

この曲は、全27曲からできているのですが、
毎時間、ほぼ1曲ずつスコアから読み解いていくということが、
私にとって、音楽を理論的に解釈して理解するという、はじまりになった気がしています。

毎時間とおして思うことは、楽譜から紐解く面白さと、時代や曲の背景、そのときの心情や状況も音楽に反映しているということ、何より、「バッハってすごい・・・」ということだった気がします。
ラテン語の歌詞で、ちゃんとお祈りの言葉のところは、配置された音符を線でつなぐと、クロスするように置かれてて、音も祈りをささげていたり、逆から演奏しても、曲になっている曲があったりと、それこそ、楽譜で謎解きあそびの時間でした。

今でも、バッハの曲はよく聴きます。
どれか1曲おすすめするとしたら、無伴奏チェロ組曲の1番かなあ・・・
中でも、マイスキーの演奏が好きです!
いろんな方の演奏がありますが、こちらも、演奏家の解釈や、演奏する時代とともに少しず違いがあるので、聴き比べてみるのも、いいですよ。

音楽美学の時間で学習した「視点」は、今は、音楽の解釈はもちろんですが、、、
曲の理解や音楽構成を考えたり、子どもたちの学習活動や遊びの中で発達の芽を見つけるヒントや、「トータルで考える」という思考を構成する視点にもつながっているような気がするのですが、、、どうでしょう。

練習やレッスン、曲のアナリーゼでいっぱい書き込まれた楽譜は、一見ごちゃごちゃして見えるけど、本人にとっては、書き込むことで、とても見やすい楽譜になるんですよねー
不思議ですね!

一見難しい曲の楽譜を、手書きに書き直すだけで、「むずい!(むずかしい)」「できない!」と言わずに、割とすんなり練習する子どもたちの姿に出会ったのも、このヒントからだったかな。。

譜読みしやすいように書き直すだけのことで、子どもたちの練習時間が短縮されたり、「これならできそう!」と、自分で楽譜読もうと頑張って取り組んだりするきっかけにもなったんですが、、、

曲によっては、書き直すのに時間がすごくかかったり、
あと、さりげなくポイントになるのは、こちらも気持ちに余裕がないと仕上げまで集中できなかったりで・・・
そういえば、ずいぶん長いこと、楽譜をちゃんと書き上げたりしてないなぁ。。。



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受講票

28日(月)より、2月16日(土)の発達基礎講座(高知講座)の、受講料のお振込み確認ができた方へ、順次、受講票を郵送しています。

到着に数日かかるかと思います。
しばらくお待ちください。


2月16日(土)開催の、≪春の発達基礎講座2013in高知≫は、申込受付中です。


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子どもの造形芸術ワークショップについて

12月23日(日)の《子どもの造形芸術ワークショップ》は、予定どおり開催いたします。

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講師の片岡さんから、1部の講座、2部のワークショップの概要について書いてくださったメモをご紹介します。
(以下に、そのまま転記しました。)
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●【第1部】講座(子どもはどうして絵を描くの?…)

 幼児にとって、「お絵描き」は、楽しくて面白い遊びのひとつです。…とはいっても、大人にとって理解が難しいところもありますよね。

「せっかく準備しても描こうとしない」
「道具や絵の具で遊んでしまって、絵を描こうとしない」
「みんなで描くと物や場所の取り合いをしてしまう」
「いろいろ描いても、何を描いているのかよくわからない」…

保育者さんやお母さんたちから、そんな声を聞くことが時々あります。でも、子どもの年齢ごとの描画の特徴や、子どもにとって必要なやり取りがわかれば、絵を描く活動は、もっと気楽に、子どもたちと一緒に楽しむことができます。講座では、皆さんの素朴な疑問にお答えしながら、1・2・3歳の描画の意味を解説します。


●【第2部】ワークショップ(葉っぱを描こう…)
 絵を描くのが苦手な子どもたちも、描くのが好きな子どもたちも、一緒に描いて作る楽しさを共有できたらいいな…という思いから生み出された、小学生向けのプログラムです。

 描くのは、いろいろな葉っぱ。葉っぱのかたちの面白さを感じながら、たくさん手を動かします。最後は、窓に飾るときれいな作品が出来上がりますよ。

 図画工作や子どもたち向けの造形活動のヒントにしたい、子どもと一緒に楽しみたい、絵を描くことへの苦手意識を克服したい…という方にもおススメです。

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【書庫】と【cafe】

ホームページの中に、【書庫】と【cafe】と名付けられたページがあります。

発達や発達講座関連の、読み物や参考資料、エッセイを【書庫】に。。。(まだ少ないのですが・・・)

【cafe】には、講座の感想や、わたし(事務局)がHPの中のブログのような感じで書いた文をアップしています。

今年に入っての【cafe】の更新は冬眠ペースなのですが、、
【書庫】は、少しずつメンテナンスをしながら、、、、、今日は更新しました。

お立ち寄りください。
【おきなわ発達研究会HP】http://www7b.biglobe.ne.jp/~dev-okinawa/





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音楽づくりの時間

 2012年も、あっという間に師走になりました。

 この12月、音づくりワークショップでも講師をしていただいている、松尾先生のアウトリーチ活動として、川崎市にある小学校を訪れての、4年目の音楽づくりの授業へ、サポーターとして、一緒に参加してきました。

 今回の対象は小学校3年生。
2年前、この子たちが小学校1年のときに、最初に音楽づくりをしたときもサポーターとして一緒に授業に参加していたので、この2年間の成長と、これまでの音づくり体験の積み重ねてきているであろう成果を目の当たりにした空間となりました。
アウトリーチとはいえ、実際の授業の中での音楽ワークショップなので、評価が伴ってくるのですが、その点については、学校側での工夫や連携もあり、あ、これいいなって思う場面もありました。

 今回使った楽器は、「日本の音」ということで、たくさんの竹と、小学校3年生から授業でも使い始めるソプラノリコーダー。子どもたちの豊かな発想と、思いに合う音色探しと、グループでアイデアを出し合い、ルールをつくることさえも楽しみながらのつくった音楽は、創意工夫をこらした、すてきで楽しい音楽となりました。

 子どもたちの様子で、「成長」を一番感じたことは、
鑑賞した曲を聴きながら、「ロングトーン」と「同音連打」を聴きとっていたこと、自分たちのグループの演奏方法をしっかり説明していたこと、他のグループと自分たちのつくった曲の、共通点と違うところを感じ取って説明していたところ。なんとか、発表までに仕上げようと、お互いのいいところを引き出しながら協力していたところでした。

1年生のころは、前の人と同じリズムをたたいていることが多かったが、3年生になった今回は、他の人の音の出し方やリズムを聞いて、いかに自分らしく変えるか考えて発するリズムは、同じ音でも、少しでも自分で考えた音、鳴らし方、リズムを変えて、クラスの中に、全く同じという音がなかったのはすごい!と感じました。

各クラス2コマずつの、4日間のワークショップでしたが、1日目の様子を見ていて、竹やリコーダーを「音素材」としての使い方や、音で楽しんで遊んでいる様子は、音を出している手元からも伝わってくるものがあり、こちらも、久しく手に取ってなかったカメラを手にするきっかけにもなりました。
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子どもにとっての「遊び」とは?!
もしかすると「ムダ」で終わるものかもしれないけど、「いかに楽しく遊ぶか」という思いが火をつけた創意工夫の中から、自分で気づいたり、見つけたり、生み出したものは、「教えられたもの」「教わったもの」とは全く違う、「自分のもの」として大切に持ち続け、その空間を共有した仲間も、大切にしたい存在となりうるのでしょう。

「もう終わりなの?!」
「来年もマリオ(松尾先生のワークショップでのネーム)の音づくりある?」
「また来てね!」
「ありがとう!」
授業の終わりに、子どもたちがかけてくれた言葉。。

実際に、自分で動いて、手を動かして音を探し、イメージや思いを表現し、友だちと意見を交わしながらつくり時間内につくり、発表する!

体験し、自分以外のだれかと共有する経験の大切さと、
子どもにとって「遊び」とは。。。ということを、改めて感じた4日間でした。
ありがとう!

(音づくりの様子は、いつか、改めてブログかホームページでご紹介できるといいかな。。と思っています。)
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秋の講座

9月は、楠凡之先生の発達講座でした。

 今回で3回目の楠先生の講座は、「9歳、学童期を」ということは決めてましたが、テーマや内容をどうしようかということと併せて、これまでの2回は「発達支援講座」として開催してきたのですが、発達障害についても、広く「発達」という捉え方の中で行いたいと考えていたので、今年は「発達講座」として開催しました。

内容と、その表現が決まるまでに時間がかかってしまったのですが、内容については、話が出た時点から、楠先生の方ではレジュメ資料の校正を始めてくださっていました。とても丁寧に作ってくださった資料は、A429枚となって届きました。(書式等を調整して、講座でお渡しする段階では、ぴったり28枚分となりました。)

届いたデータ量に、思わず、「先生、何時間講座するんだろう。。」とつぶやいてしまいましたが。。。

 講座では、あらかじめのレジュメを基にしながらも、参加者の顔ぶれを見ながら、お話になる順番や内容の割合を調整しながらお話くださいました。

いつも、参加者の幅が広いことに加え、今回は、いじめについてもお話いただくので、お話の展開で必要になることもあるかも、、と思ったので、全てプリントすることにしましたが、、時間内で、ほぼ全てについて、丁寧にお話いただいたことに、ただただ頭の下がる思いでいっぱいでした。

アンケートにお寄せいただいた感想も、お一人おひとり、しっかりと 書いてらっしゃるのが印象的でした。ありがとうございました。

お寄せいただいた感想の一部をご紹介いたします。 感謝。

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◇思ったこと、感じたこと、考えたこと、わかったことなど、感想をご自由にお書きください。

 ■発達論的視点、児童虐待、家庭内葛藤の視点、発達障害の視点をもった、子どもとの関わりを改めて学ぶことができました。子どもの支援を考えた時、現代社会においては親支援も必要になってきていると感じます。「子どもの支援を親と一緒に・・・」と思っても、納得してくれなかったり、受け入れてもらえない現状があります。親自身の発達障害、精神疾患、経済的困窮など、支援が必要だと実感します。素敵な講座ありがとうございました。

 ■現代のようないじめがなくならないのは、なぜでしょう。保育士として、子どもたちには幸福な日々をすごしてほしく、お互いの自己主張のなかから、お互いを認め合い、尊敬しあって生きてほしいなと思っています。大人の言葉かけが重要だなと再確認しました。(保育士)

■ダンカイをフンデの発達。11歩、階段をのぼるように進まないと、大きな傷がある。その傷を、保護者、介助者が間違えると、溝が深くなることに気づいた。その子の将来を思えば、援助する者は、耳を傾け、助けを求めるサインを見逃してはいけないなと、強く思った今日の講義でした。楠先生ありがとうございました。(児童指導員)

 ■・思春期~成人期も学びたいと思いました。行動の背景には、「なぜ」という視点、丁寧に気持ちを確認し寄り添うことが大切なことを理解できました。ゆとりの心を持たないとなと思いました。(相談員)

 ■“人”をもっと知りたいです。(保育士)  〈消さずに書かれた感想はこの一言でしたが、この言葉までの紙の上の部分には、何度も書き直したり、消してしまったり、、と、たくさんの思いが書かれていたのが印象的でした。1日講座でのたくさんの情報量に、アンケート用紙が限られたスペースということもあり、時間内にまとめるのが難しかったことと思います。いつか、この時の感想や思ったこと、感じたことなどをお聞きしたいなーと思いました。たくさんの思い、ありがとうございます。(事務局)〉

 ■子どもの発達段階や、行ったプロセスを、しっかり確認しながら、子どもの気持ちに寄り添いながら関わっていこうと改めて感じました。(保育士)

■今関わっている子どもたちに当てはまる事柄が多く、難しく考えていたが、そういうことか~と知ることができ、気楽にできそうです。共感し理解していくことが、本当に必要で、それが本人にとっても良い解決につながるのではないかなーと思いました。すごく勉強になりました。ありがとうございました。(児童デイサービス)

■・久しぶりの長時間の研修ではあったが、自閉症の特徴など改めて再確認しました。又、いじめの背景には、家庭問題があることが大きいんだと実感しました。・園に帰って、子どもたちが自己肯定感が持てる保育をしていきたいと思った。頑張ります。(保育士)

■学校の先生方向けの講座なので、相談員としてできることは、直接いじめを解決することではなく、子どもたちが抱える背景を示していくことだと思いました。9歳のカベを乗り越えるための援助体制についても考えさせられました。講座の中にヒントが散りばめられていたので、持ち帰り、今後の援助体制に生かしていきたいです。ありがとうございました。(相談員)

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たくさんの感想、ありがとうございます。

お寄せいただいた感想はホームページのCaféにてご覧いただけます。

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10月の講座は、音楽ワークショップです。7月に行った描画ワークショップのように、一歩、実際の子どもたちに近づいた視点を実感していただける機会となることでしょう。

 参加者の方にお持ちいただく、「一人で持ち運びできる楽器(音素材)」は、、、

「自分の音をもっといで」と言われたら、、、子どもたちは何を考え、音を探し、時には創り出し、どのような、「いま、わたしの(心の)周波数に合った音」を見つけて持ってくるのか、、、そのことを考えながら、お持ちいただく「一人で持ち運びできる楽器(音素材)」を探してみるのもいいかなーと思います。

他にも、「物置片づけてたら、こんなの見つけたんだけど、音は出るんだが、どうしていいのか、、、なんとなく、気になる。。。」とか、「この楽器弾けないけど、この音好きなんだけど。。。」という楽器(音素材)も楽しいかと思います。

「教える」のではなく「引き出す」をキーワードにしながら、ダメといわれないなかで、どのように、楽しいことを共有できるルールを学んでいくのか、、発表へと向かうのか。。。

例えば、、小学校1年生も、ツールを準備すると、自分たちで音づくりをして発表へと挑んでいきます。言葉でうまく伝えることができない子は、音で自分を表現していきます。最初は、聞き逃してしまいそうな小さな音でも、気づいてひろっていくことで、だんだん聞こえる音に変わっていきます。でも、この聞き逃してしまいそうな音も、気づいて聞いていてくれる子が、クラスの中には、ちゃんといたりします。この心配りは、音楽全体のエッセンスへとなっていきます。

音楽構造を学んだり、音の聴き方のフォーカスの仕方を学んだりする中で、音楽室の壁に掲示されてるベートーベンや、名前を知ろうとも思わなかった作曲家に親近感を持ったり、自分たちが演奏するときも、イメージを持って、その表現に近づけようと音の出し方や演奏を工夫し始めるのも、音づくりの魅力の一つかと。。

 発表を終えた後の子どもたちの表情は、実に様々です。毎回の音づくりでは、一人ひとりが、いい顔してるのが印象的です。

例えば、1度目の発表でうまくいかない子も、その曲を受け止められることで、次の時間にはバージョンアップしてたりすることも。(終わった後でそのことを聞くと、1度目うまくできなくて、くやしかったから、自分たちで相談して練習して挑んだ2度目の授業だったとのことでした。)

松尾先生のワークショップをご一緒するとき、いつも思うのが、例えば、1つの学年で2コマ、3コマつづけてのときでも(小学生との授業での1コマ→45分)確実に次の時間には修正してバージョンアップしているところに、すごい!と感じます。

どものようにして、多様な個性を受け止め、音楽をコーディネートしていくのか、、、。子どもの視点、何もないとこから、楽しいことをつくりだしてしまう発想を、いつも通る道で季節の変化を目にするように、実際に「音づくり」をするなかで見つけてみませんか?

確かに、名桜大学までは遠いのですが、、、ぜひ、「わたしの音」を持って、音づくりの空間へご参加ください。

きっと、音づくり、音楽って楽しいんだ!ってことを再確認していただける時間となることでしょう。今回は、松尾先生アイデアで、お子さん(201241日現在で6歳以上)と一緒に参加できるよう、親子ペアでもお申込も設定しました。お母さん、お父さん、この機会に、お子さんと、音楽の空間を楽しんでください。

(この「おきな輪便り」のブログ内検索で「音を音楽へ」「音から音楽へ」で検索していただくと過去のブログをご覧いただけます。ホームページではリンクからご覧いただけます。)

≪子どもの音楽芸術ワークショップ ~音の響きが紡ぐ音づくり~」は申込受付中です。



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